2018年11月03日 田町駅周辺の散策をしました
江戸から明治・歴史ツアー ~江戸開城西郷・勝会見の地から泉岳寺散策~
イベント委員長 大石 仁
11月3日(土)総会前、会員、在校生・家族及び港区ボランティアガイドの総勢17名で、JR田町駅改札口に集合、コースは、母校(東工大付属)・芝浦を中心とした港区の江戸から明治の歴史ゆかりの地を巡りました。落語“芝浜”噺の本芝公園をスタートし、勝海舟と西郷隆盛が無血江戸城開城の会談をした元松平(島津)薩摩藩所有の薩摩屋敷の跡地、福沢諭吉終焉の碑のある慶応大学で休憩をとりながら、泉岳寺までを散策(約4km)いたしました。
お天気を心配しておりましたが、幸い好天にも恵まれて日常を忘れ、歩きながら歴史・文化に想いを馳せ、参加者同士の親睦を深めることができました。
「散歩」が日本で文化として広まったのは明治時代で、福沢諭吉他・文豪の影響があり、諭吉本人も62歳頃、「福翁自伝」(老余の半生の章)にて、「今でも宵は早く寝て朝早く起き、食事前に一里半ばかり芝から三光から麻布古川辺の野外を少年生徒と共散歩し・・・」という一節があり、距離はおよそ6kmと推測できます。
ちなみにこの日の散策、歩数は約9,000歩でした。これからも健康に気を付けて、楽しい毎日を過ごしたいものです。
参加者の方々から暖かく心強いご意見が寄せられておりますので、その一部をご紹介させていただき、イベント委員会としても今後に生かしていきたいと存じます。
①とても良い散策ができました。次の機会にも、参加させて頂きたいと思います。
②今回の「歴史ツアー」すばらしかったです。今後も期待大です。
③無線ガイドシステムの使用による説明は案内の理解を助けてくれ、楽しさを増してくれました。
④在校生の祖母の方が車椅子で参加され、娘さんと孫娘さんが付添いで完走されました。家族の絆と、母校とのかかわりを暖かく感じさせてもらいました。
最後にご協力いただきました港区ボランティアガイドさん、準備委員の方々及び何よりもお忙しい中ご参加していただきました皆様の御協力に深謝いたします。