コラム・コロナ禍がもたらしたもの
2020年から始まったコロナ禍も2023年5月に5類感染症に移行し、その後も時折、感染の波が到来しているものの、新橋のサラリーマンの街の様子を窺うと、何事もなかったかのように活気づいている。第1波が到来した時は、死亡率も高かったことから、先の見えない暗黒の時代が来たと暗い気持ちにさせられたが、医療従事者の並々ならぬ奮闘により、医療の力と生命の対処能力により、インフルエンザウイルスと同程度まで死亡率も下がってきた。
当会もコロナ禍により、運用が大きく変わっている。一番大きな違いは、オンラインでの会議が増えたことである。それまでは、総会、幹事会、企画会議ともに対面での会議であったが、今はオンライン併用又はオンラインのみという会議形式に変っている。幹事会後に母校の会議室で懇親会も開催できるようになったので、対面のみの会議としても良さそうであるが、幹事会にオンラインで参加される方も多くいらっしゃるので、オンラインをやめるわけにもいかない。
我が社でも、従前からテレビ会議システムは有していたが、端末が少なく、利用できる会議室の予約がなかなか取れないので、参加者の予定が空いている時間と、設備が利用できる時間帯を合わせて会議設定をするのに難儀していた。それが今は自席でPCでもスマートフォンでもオンライン会議を行うことができる。なんと便利な世の中になったことか!!
ということで、母校の事務局の先生には多少ご負担をおかけすることになるが、総会、幹事会は当面オンラインを併用することとしたいと考えているので、「オンライン派」の皆さまはご安心いただきたい。
とは言うものの、たまには母校で幹事会に参加して、第2部の懇親会で年代・専門分野・職種を超えた語らいを楽しんではいかがだろうか。
(万年幹事)